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秋穂小浜
F2号
 ニュースで秋穂小浜にある赤崎神社の梅情報を見て翌日行ってみた。赤崎神社を参拝して小浜半島の東端まで行ってみた。車からさらに歩いて突端まで行ってみると瀬戸内海に面した小浜半島の裏側がよく見えた。突端には防波堤が有り形の良い流木がたくさん流れ着いていた。(2021.2.24)

赤崎神社にて
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秋穂出身の水彩画家小林和作による寄付板が見られた
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とりあえず写して帰った神社の由緒
 取り立てるほどのこともない神社と思っていたが、家に帰って由緒を読んだりネットで見ると、源義経が壇ノ浦に向かう時に立ち寄ったり、聞いたことのある和歌がここで詠まれていたりとエピソードのある神社であることがわかった。義経が座った「汐待ちの石」などもあったようだがスルーしてしまっていた。赤崎神社は、聖武天皇の神亀4年(727)豊前国宇佐嶋よりこの地に鎮座という。祭神は 田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命で、防府松原の厳島神社と同じであることもわかった。
 元暦2年(1185)源義経が平家追討のとき、3月20日この浦に船を寄せ、当社に詣でて、夜もすがら朝敵退治の祈願をし、神楽を奉しつつ「ちはやぶる 神の誓いを 今ぞ知る」と打ち詠じたところ、空中より妙なる声が聞こえてきた。さては神明感応ましましたと、信心肝に銘じたという。神社には義経の短冊や奉納した鎧もあったが、年代を経て短冊もなくなり、鎧ほころびて今では原型をとどめないまでになっている。とのことであり、またいつか訪れてみたいと思っている。(2021.3.3)